語学の勉強や学校の授業で欠かせない「予習」と「復習」。

日本語では「今日の予習しなきゃ」「しっかり復習しよう」とよく言いますが、これを英語でパッと言おうとすると、言葉に詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、英語には日本語の「予習・復習」と完全にイコールになる便利な一つの名詞が少なく、動詞を使って状況を説明するのが一般的です。

今回は、ネイティブスピーカーが学校生活や独学の場面で自然に使う「予習」「復習」の英語表現をわかりやすく解説します。
「予習・復習」を英語で言うと?まずは一覧で確認
「予習・復習」を英語で言うと?まずは手っ取り早く、表で確認してみましょう。
| 日本語 | 英語表現 | 使い方・ニュアンス |
|---|---|---|
| 予習する | prepare for | 授業やテストの準備をする |
| 先に読んでおく | read ahead | 教科書や資料を前もって読む |
| 復習する | review | アメリカ英語で一般的な表現 |
| 試験勉強をする | revise | イギリス英語でよく使われる |
| おさらいする | go over | ざっと確認する、見直す |
1. 「予習」を英語で自然に表現するには?
「予習する」を英語で伝えるときは、「授業のための準備をする」「先に読んでおく」という動作で表現するのが最も自然です。
【Prepare for】授業の準備をする・予習する
一番使いやすいのが、準備するという意味の「prepare」です。
「prepare for the lesson(授業の予習をする)」のように使います。
例文:
I have to prepare for tomorrow’s class.
(明日の授業の予習をしなければなりません。)
Did you prepare for the English lesson?
(英語の授業の予習はしましたか?)
「prepare」は「予習」と直訳するというより、授業やレッスンに備えるイメージですね。

学校の授業だけでなく、英会話レッスン、プレゼン、試験勉強などにも使いやすい英単語となっています。
【Read ahead】先回りして読んでおく
教科書やテキストを事前に読んでおくタイプの予習には、「read ahead」という表現がぴったりです。
aheadは「前もって」「先に」という意味があります。
例文:
I read ahead to chapter 3.
(第3章まで予習しました/先に読んでおきました。)
特に、海外の授業では「次回までに指定された範囲を読んでおく」という形の課題も多いため、read aheadは覚えておくと便利な表現です。
2. 「復習」を英語で言うための必須単語
「復習する」は、アメリカ英語とイギリス英語でよく使われる単語が異なります。
状況に合わせて使い分けてみましょう。
【Review】復習する・見直す(アメリカ英語)
日本の皆さんに一番馴染みがあるのが、この「review(レビュー)」でしょう。
「再び(re)見る(view)」という成り立ちの通り、学んだことをもう一度見直す、復習するという意味で、アメリカ英語でよく使われます。
例文:
I need to review what I learned today.
(今日学んだことを復習する必要があります。)
Let’s review the last lesson.
(前回の授業の復習をしましょう。)
英語学習アプリやオンライン教材でも「review」という単語はよく出てきます。
単語・文法・授業内容など、幅広い「復習」に使える便利な表現です。
【Revise】復習する・テスト勉強をする(イギリス英語)
イギリスやオーストラリアなどでは、復習やテスト勉強という意味で「revise(リヴァイズ)」が一般的に使われます。
アメリカ英語では「修正する」という意味になることが多いので、国による違いを知っておくと面白いですよ。
例文:
I’m revising for my math exam.
(数学のテストに向けて復習しています。)
アメリカ英語では「revise」は文章を修正する、書き直すという意味で使われることが多いため、相手の国や文脈によって使い分けると自然です。
【Go over】おさらいする・確認する
日常会話でとてもよく使われる熟語が「go over」です。
ノートや教科書に「ざっと目を通す」「おさらいする」というカジュアルなニュアンスがあります。
例文:
Let’s go over the vocabulary words.
(単語のおさらいをしましょう。)
「review」よりも少し会話っぽく、「一緒に確認しよう」「ざっと見直そう」という場面で使いやすい表現です。
3. 学校や独学ですぐに使える!「予習・復習」の英語フレーズ
実際の会話や独学のスケジュール帳などでそのまま使える、実践的なフレーズをご紹介します。
独学で使えるフレーズ
- I usually review my notes before going to bed.
(私はたいてい、寝る前にノートの復習をします。) - Reviewing is more important than preparing.
(予習よりも復習の方が重要です。)
友達との会話で使えるフレーズ
- How much time do you spend preparing for classes?
(授業の予習にどれくらい時間をかけてる?) - Can we go over this chapter together?
(この章、一緒に復習しない?)
「予習・復習」を英語で言うときは、無理に一語で訳そうとせず、「授業の準備をする」「ノートを見直す」「先に読んでおく」のように、実際の行動で表すと自然です。
4. 日本特有の「予習・復習」のニュアンスに注意
英語圏の学校では、実は日本ほど「予習」と「復習」をきっちり分けて言葉にする文化があまりありません。
先生から出された課題(assignment)をこなすことがそのまま予習や復習に繋がるため、日常会話ではシンプルに「do homework(宿題をする)」「study(勉強する)」で済ませてしまうことも多いです。
無理に難しい単語を使おうとしなくても、「I’m going to study for tomorrow.(明日のために勉強するよ)」と言うだけで、十分に予習・復習のニュアンスは伝わります。
5. まとめ:英語で学習計画を立ててみよう!
「予習」と「復習」の英語表現のおさらいです。
- Prepare for:授業の準備をする、予習する
- Read ahead:テキストなどを先に読んでおく
- Review:復習する(アメリカ英語で一般的)
- Revise:復習する(イギリス英語で一般的)
- Go over:ざっと目を通す、おさらいする
今日から手帳や勉強用のアカウントに「Review chapter 1」などと英語でメモを書いてみるのもおすすめです。

自分がよく使う言葉から英語に変えていくと、自然と語彙力がアップしますよ。毎日の学習にぜひ取り入れてみてくださいね!
復習の表現:実際の会話やドラマも意識してみると〇!
英語学習を始めた頃、私は「復習=review」という単語しか知りませんでした。
しかし、海外ドラマや留学経験者の会話を聞いていると、「go over」や「revise」という表現もよく出てきて驚いた記憶があります。
特にイギリス出身の先生が「I’m revising for tomorrow’s test.」と言っていて、「え、修正するって意味じゃないの?」と混乱したこともありました。

こういう細かい違いは、教科書だけではなかなか身につきませんよね。
だからこそ、実際の会話や海外コンテンツの中で「どう使われているか」を意識すると、英語が一気に自然に感じられるようになります。


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