英語で「Take your time(ゆっくりでいいですよ/ごゆっくりどうぞ)」と言われたとき、「Thank you.」だけで会話を終わらせるのもちょっと寂しい。

もちろんそれでも間違いではありませんが、相手がせっかく「焦らなくて大丈夫だよ」と気づかってくれているなら、その場に合った一言を返せると会話がぐっと自然になります。

今回は、日常会話からビジネスシーンまで使える「Take your time.」への返し方を、シチュエーション別にわかりやすく整理しました。
あわせて、似た返答でもニュアンスがどう違うのかも解説します。
- 「Take your time.」に対する自然な返し方
- カジュアル・丁寧・ビジネスでの使い分け
- そのまま使える会話フレーズと例文
- 「Take your time.」の意味をまず確認
- 「Take your time.」→「Thank you.」では少し物足りない?
- 【基本】まず覚えたい「Take your time.」定番の返し方
- 「Take your time.」返し方のコツは「感謝+状況説明」
- 【ビジネス・丁寧】な「Take your time.」返答フレーズ
- 【カジュアル】な「Take your time.」友人や家族への返し方
- 場面別で見る「Take your time.」への返し方
- 会話例で返し方をイメージしよう
- 「Take your time.」に対して避けたい返し方はある?
- すぐ使える「Take your time.」の返し方まとめ
- まとめ 「Take your time.」へ優しく返す
「Take your time.」の意味をまず確認
「Take your time.」は、直訳すると「あなたの時間を取ってください」ですが、実際には以下のような意味で使われます。
- ゆっくりで大丈夫です
- 焦らなくていいですよ
- 急がなくていいので、自分のペースでどうぞ
相手を急かすのではなく、安心させるためのやさしい表現です。
店員、友人、上司、同僚など、幅広い相手に使われます。
たとえば、注文を迷っているとき、準備に少し時間がかかっているとき、返答や確認に時間が必要なときなどに、相手が「急がなくていいよ」と声をかける形で使われます。
「Take your time.」→「Thank you.」では少し物足りない?
「Take your time.」は、相手がこちらの状況を察して、時間的にも気持ち的にも余裕を与えてくれる言葉です。

いわば、相手からの配慮や思いやりがこもった一言といえますね。
そのため、「Thank you.」だけでも十分通じますが、場面によっては少しだけ会話がぶつっと終わる印象になることがあります。
特に英語では、こうした気づかいに対しては、感謝に加えて「今の状況」や「どうするつもりか」をひと言添えると、とても自然です。
【自然に聞こえる返し方の基本】
- 感謝する
- 今の状況を伝える
- 必要なら見通しを添える
たとえば、具体的には以下のような形です。
- Thank you. I will.(ありがとうございます。そうします。)
- Thanks, I’m almost done.(ありがとう、もう少しで終わるよ。)
- I appreciate it. I’ll be ready soon.(助かります。もうすぐ準備できます。)
このように、「感謝+ひと言」を意識するだけで、英語がぐっと自然に聞こえます。
【基本】まず覚えたい「Take your time.」定番の返し方
ここでは、どんな場面でも使いやすい基本の返答を紹介します。
まずはこのあたりを押さえておけば十分実用的です。
Thank you. I will.
意味:ありがとうございます。そうさせてもらいます。
これは「I will take my time.」の省略のような感覚で使える、シンプルで自然な返し方です。
相手の言葉をそのまま素直に受け取る響きがあります。
- 丁寧さ:普通
- 使いやすさ:とても高い
- 向いている場面:日常会話、仕事、接客など幅広い場面
Thanks, I appreciate it.
意味:ありがとう、助かります。/感謝します。
単なるお礼よりも、「気づかってくれてありがたい」というニュアンスが強めです。相手の配慮そのものに感謝したいときにぴったりです。
- 丁寧さ:やや高め
- 向いている場面:仕事、少しかしこまった日常会話
I’ll be ready in a minute.
意味:すぐ準備できます。/あと少しです。
「ゆっくりでいいよ」と言われたものの、実際にはもうすぐ終わる場合に使える表現です。相手を必要以上に待たせない姿勢も伝えられます。
- 丁寧さ:普通
- 向いている場面:待ち合わせ、準備中、電話・会議の前など
No problem, I’ll be quick.
意味:大丈夫、すぐ済ませます。
「相手は急かしていないけれど、自分としてはなるべく早く済ませたい」と伝えたいときの言い方です。

ただし、場面によっては少し自分主導に聞こえることもあるので、友人同士やカジュアル寄りの場面で使うのが無難です。
「Take your time.」返し方のコツは「感謝+状況説明」
「Take your time.」への返答で迷ったら、次の形を意識すると自然です。
Thank you / Thanks + 今の状況や見通し
たとえば、次のように応用できます。
- Thanks, I’m almost done.(ありがとう、もうすぐ終わるよ。)
- Thank you. I just need a minute.(ありがとうございます。あと少しだけ時間が必要です。)
- I appreciate it. I’ll let you know when I’m ready.(助かります。準備できたらお知らせします。)
この形を覚えておけば、丸暗記しなくても場面に応じてかなり柔軟に返せますね。
【ビジネス・丁寧】な「Take your time.」返答フレーズ
仕事で上司、取引先、顧客などに「Take your time.」と言われた場合は、ただお礼を言うだけでなく、相手を安心させる一言まで添えると印象がよくなります。
Thank you for your patience.
意味:お待ちいただきありがとうございます。/ご辛抱ありがとうございます。
相手が待ってくれていること自体に丁寧に感謝する表現です。少しフォーマルなので、ビジネスメールや会議前後でも使いやすい言い方です。
Thank you. I’ll get back to you as soon as I’m done.
意味:ありがとうございます。終わり次第、すぐにご連絡します。
「ゆっくりでいい」と言われても、自分は責任を持って対応するつもりだと示せる返し方です。特に仕事では好印象です。
I appreciate your understanding.
意味:ご理解ありがとうございます。
期限の調整や、確認作業に少し時間がかかるときなどに便利な表現です。「待ってもらっている」ことへの感謝に加え、「事情を理解してくれてありがとう」というニュアンスも入ります。
I’ll send it over as soon as possible.
意味:できるだけ早くお送りします。
資料送付や返信が少し遅れるときに使いやすい表現です。「Take your time.」と相手に言われても、こちらはきちんと迅速に動く姿勢を見せられます。
ビジネスで意識したいポイント
- 感謝だけで終わらず、対応の見通しを添える
- 「いつ連絡するか」「いつ終わるか」があると安心感が出る
- カジュアルすぎる表現は避ける
【カジュアル】な「Take your time.」友人や家族への返し方
親しい相手なら、もう少しくだけた表現で返して大丈夫です。ここでは、日常会話でよく使いやすいものを紹介します。
Thanks, I’m almost there.
意味:ありがと、もうすぐ着くよ。/もう少しだよ。
待ち合わせや移動中によく使えます。「急がなくていいよ」と言われたときに、進捗を軽く伝えられる便利な一言です。
Sorry to keep you waiting.
意味:待たせてごめんね。
相手が「Take your time.」と言ってくれたときに、それでもこちらから一応気づかいを返したい場合に自然です。やや謝罪寄りですが、親しみのあるやわらかい印象になります。
Are you sure? Thanks!
意味:本当にいいの?ありがとう!
相手のやさしさに少し甘える感じの、明るい返し方です。かなりカジュアルなので、友人や家族向きです。
Okay, just give me a sec.
意味:わかった、ちょっと待ってね。
「Take your time.」に対して軽く返す感じで使えます。会話のテンポが速い場面や、かなり親しい相手とのやり取りで自然です。
場面別で見る「Take your time.」への返し方
同じ「Take your time.」でも、場面によって自然な返し方は少し変わります。
ここでは代表的なシチュエーションごとに見ていきましょう。
レストランで注文を迷っているとき
店員さんに「Take your time.」と言われたら、丁寧かつやわらかく返すのが自然です。
- Thank you. Give me a few more minutes, please.
- Thanks. I just need a moment.
どちらも「もう少しだけ考えます」というニュアンスで、接客シーンに合いやすい表現です。
友達を待たせているとき
カジュアルな場面なら、進捗や到着予定を伝えると自然です。
- Thanks! I’ll be there in five.
- Thanks, I’m almost there.
単にありがとうと言うよりも、相手が安心しやすくなります。
仕事で確認や作業に時間がかかるとき
ビジネスでは、相手に安心感を与える返答が大切です。
- Thank you. I’ll get back to you shortly.
- I appreciate your understanding. I’ll update you once it’s ready.
「いつ連絡するか」が含まれるだけで、かなり印象がよくなります。
誰かの好意にしっかり感謝したいとき
単なるお礼よりも、配慮そのものに感謝したいならこちらです。
- Thanks, I appreciate it.
- That’s very kind of you, thank you.
後者は「ご親切にありがとうございます」という響きがあり、やや丁寧です。
会話例で返し方をイメージしよう
ここでは、実際の会話の中でどう使うかを具体的に見ていきます。
ケース1:レストランで注文に迷っている
- Staff: Take your time.
- You: Thank you. Give me a few more minutes, please.
「少し考える時間がほしい」と丁寧に伝える自然な流れです。
ケース2:友達との待ち合わせ
- Friend: Don’t rush, take your time.
- You: Thanks! I’ll be there in five.
「急がなくていいよ」に対して、到着の見込みを返す形です。
ケース3:仕事の返信が遅れそうなとき
- Colleague: No worries, take your time.
- You: Thanks, I appreciate it. I’ll send it over this afternoon.
感謝だけでなく、いつ対応するかまで伝えていて、ビジネス向きの返答です。
「Take your time.」に対して避けたい返し方はある?
基本的に大きなNGはありませんが、場面によっては少し不自然になりやすい返し方があります。
Thank you. だけで終える
これ自体は間違いではありません。ただ、少し会話があっさり終わりすぎることがあります。

特に仕事では、ひと言補足があるほうが丁寧ですね。
必要以上に謝りすぎる
相手は「急がなくていい」と言っているのに、何度も何度も謝ると、かえって重く聞こえることがあります。
たとえば、以下のように一度軽く謝る程度なら自然です。
- Sorry to keep you waiting.
ですが、その後は感謝や進捗を伝えるほうがスムーズです。
場面に合わないカジュアル表現を使う
ビジネスで「Okay, give me a sec.」のような表現を使うと、少し砕けすぎることがあります。相手との距離感に合わせて選びましょう。
すぐ使える「Take your time.」の返し方まとめ
最後に、すぐ使いやすいフレーズを一覧でまとめます。
| フレーズ | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Thank you. I will. | ありがとうございます。そうします。 | 万能・基本 |
| Thanks, I appreciate it. | ありがとう、助かります。 | 日常会話・仕事 |
| I’ll be ready in a minute. | すぐ準備できます。 | 準備中・待ち合わせ |
| Thank you for your patience. | お待ちいただきありがとうございます。 | ビジネス・丁寧 |
| I appreciate your understanding. | ご理解ありがとうございます。 | ビジネス・調整時 |
| Thanks, I’m almost there. | ありがと、もうすぐ着くよ。 | 友人同士・カジュアル |
| Sorry to keep you waiting. | 待たせてごめんね。 | 親しい相手 |
まとめ 「Take your time.」へ優しく返す
「Take your time.」は、相手のやさしさや気づかいがこもった表現です。
そのため、返すときも単なる「Thank you.」だけで終えるより、少しだけ言葉を足すと、ぐっと自然で感じのいい英語になります。
返し方のポイントはシンプルです。
- まずは感謝を伝える
- 必要なら今の状況を添える
- 仕事では見通しや対応予定も伝える
迷ったら、まずは以下のフレーズから使ってみてください。
- Thank you. I will.
- Thanks, I appreciate it.
- Thank you. I’ll get back to you soon.
このあたりを使い分けられるだけでも、「Take your time.」への返答はかなり自然になります。

相手の気づかいをスマートに受け取れるよう、ぜひ実際の会話でも使ってみてください。


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